第43回薬剤耐性菌研究会 プログラム (10月10日版 )
第43回 薬剤耐性菌研究会は「平成26年度 群馬大学 文部科学省特別プロジェクト事業「多剤薬剤耐性菌制御のための薬剤耐性菌研究者育成と細菌学的専門教育」」より一部支援を受け、同プロジェクトの一事業として共催されることになりました。
本研究会はICD 協議会の教育講演会として認定されておりICD 認定更新点数2点が取得できます。参加受講証明書の必要な方は受付時にお申し出ください。
プログラムができましたので以下にアップいたします。 pdf版はこちらです。
プログラムに関してのご質問がございましたら事務局まで御連絡ください。
発表予定の皆様は「発表者の方々へのお願い」をお読みください。
発表者の方々へのお願い
1. 一般演題の口演時間は10分程度とし、質疑応答を含めて15分です。
2. 1演題あたりスライド12枚以内でお願いします。
3. 発表はマイクロソフトパワーポイントでお願いします。
4. 液晶プロジェクターの入力端子はDsub-15ピンのみです。必要な場合はアダプターをご持参下さい。
5. USBメモリ等で発表データをお持ちの方は、発表用PC(windows8.1 PowerPoint2013)を使用して頂くこともできます。Macintoshをご利用の方はご自身のPC本体をご持参下さい。
6. 発表に際し、COIやスポンサーシップ等につきましては、先生方ご自身で対応願います。
第43回薬剤耐性菌研究会プログラム
平成26年10月31日(金)
12:55~17:30
12:55~13:00
開会の挨拶 荒川
宜親(名古屋大学)
一般演題:発表10分、討論5分
13:00~14:00
疫学
木村
幸司(名古屋大学)
ESBL/AmpC産生腸内細菌科菌の鶏肉からの分離
○谷本弘一1、野村隆浩2、富田治芳1,2
(1群馬大学大学院医学系研究科附属薬剤耐性菌実験施設、2同研究科細菌学)
日本の医療施設で分離される多剤耐性緑膿菌株の分子疫学解析
○多田達哉、秋山徹、島田佳世、切替照雄
(独立行政法人
国立国際医療研究センター研究所 感染症制御研究部)
座長:土井
洋平(ピッツバーグ大学)
β-ラクタム系抗菌薬低感受性A群β溶血性レンサ球菌は国内で出現したのか?
○鈴木健史、木村幸司、鈴木寛、坂野弘嗣、金万春、和知野純一、山田景子、荒川宜親
(名古屋大学大学院医学系研究科分子病原細菌学/耐性菌制御学)
JANISデータから見たCRE推定検出数と問題点
○佐藤智明(東京大学病院)、長沢光章(東北大学病院)、郡
美夫(東京医学技術専門学校)、犬塚和久(愛知県厚生連医療事業部)、堀 光広(岡崎市民病院)、静野健一(千葉市立海浜病院)、柳沢英二(ミロクメディカルラボラトリー)、柴山恵吾(国立感染症研究所)、荒川宜親(名古屋大学大学院)
〜〜〜〜〜休憩14:00~14:15 〜〜〜〜〜
14:15~14:45
アシネトバクター
座長:藤本 修平(東海大学)
群馬県内の主要病院より分離されたAcinetobacter属菌について
○野村 隆浩1、谷本
弘一2、富田 治芳1,2、群馬県病原微生物情報研究会
(1群馬大学大学院医学系研究科細菌学、2群馬大学大学院医学系研究科附属薬剤耐性菌実験施設)
コリスチン耐性アシネトバクター感染症
Zubair
A. Qureshi1,Lauren E. Hittle2,Jessica A. O’Hara1,Jesabel
I. Rivera1, Alveena Syed1,Ryan K. Shields1,Anthony
W. Pasculle3,Robert K. Ernst2,○Yohei Doi1
(1 Division of Infectious Diseases, University of Pittsburgh School of Medicine,2Department
of Microbial Pathogenesis, University of Maryland, School of Dentistry,
University of Maryland,3Clinical Microbiology Laboratory, University
of Pittsburgh Medical Center)
14:45~15:15
耐性機構
座長:鈴木
仁人(国立感染症研究所)
臨床由来コアグラーゼ陰性ブドウ球菌のリネゾリド耐性機構
高屋明子1、木村 旭1、佐藤慶治1、石和田稔彦2、渡邊正治3、松井真理4、柴山恵吾4、○山本友子1
(1千葉大・院薬・微生物薬品化学、2千葉大・附属病院・感染管理治療部、3千葉大・附属病院・検査部、4感染研・細菌第二部)
Acinetobacter spp.由来のメタロ-β-ラクタマーゼ(IMP-2)の結晶構造
山口
佳宏1、松枝 聖2、松永 和代2、髙潮 信寿2、藤間-深井 祥子3、山縣 ゆり子2、柴田 尚宏4、和知野 純一5、柴山 恵吾4、荒川 宜親5、○黒崎 博雅2
(1熊本大学環境安全センター、2熊本大学大学院生命科学研究部、3東京大学大学院薬学系研究科、4国立感染症研究所、5名古屋大学大学院医学系研究科)
〜〜〜〜〜休憩15:15~15:30 〜〜〜〜〜
15:30~17:30
(特別企画)
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の現状と対策
司会: 菅井 基行(広島大学 院内感染症プロジェクト研究センター)
飯沼 由嗣(金沢医科大学臨床感染症学)
1.西日本におけるステルス型CREの動向
鹿山 鎭男 (広島大学 院内感染症プロジェクト研究センター)
2.腸内細菌科に関連するカルバペネマーゼの分類と特徴
和知野 純一(名古屋大学大学院医学系研究科分子病原細菌学/耐性菌制御学)
3.カルバペネム耐性腸内細菌科細菌の自施設の検出状況
柳沢 英二(株式会社ミロクメディカルラボラトリー)
4.CRE治療薬の開発
CREに有効な抗菌薬と今後の開発状況 〜世界、日本の現状について
山野 佳則(塩野義製薬株式会社 コア疾患創薬研究所)
5.医療現場におけるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌CRE検出の実際
長野 則之(信州大学大学院 医学系研究科 医療生命科学分野)
6.総合討論
2日目 平成26年11月1日(土)
9:15~11:35
一般演題:発表10分、討論5分
9:15~9:45
耐性機構
座長:鹿山 鎭男(広島大学)
トリメチルアミンNオキシド応答性Torシステムを介したホスホマイシン耐性誘導
倉林久美子1、平川裕子3、谷本弘一3、富田治芳2,3、○平川秀忠1
(1群馬大学
先端科学研究指導者育成ユニット、2群馬大学大学院 医学系研究科細菌学、3同研究科附属 薬剤耐性菌実験施設)
ESBL産生大腸菌における新型ホスホマイシン耐性機構の出現とその簡易検出法の開発
中村元気1、○和知野純一1、佐藤夏巳2、木村幸司1、山田景子1、金万春1、柴山恵吾3、八木哲也4、川村久美子2、荒川宜親1
(1名古屋大学大学院医学系研究科分子病原細菌学/耐性菌制御学、2名古屋大学大学院医学系研究科医療技術学、3国立感染症研究所細菌第二部、4名古屋大学医学部附属病院感染制御部)
9:45~10:15
MRSA
座長:谷本 弘一(群馬大学)
ダプトマイシン非感性MRSA株のゲノム解析
○鈴木 仁人1、福井 康雄2、梅田 豊3、林 寿朗3、松井 真理1、鈴木 里和1、柴山 恵吾1
(1国立感染症研究所 細菌第二部、2高知医療センター、3高知医療センター SRL検査室)
次世代シークエンサーによるMRSA集団感染事例の解析
○鈴木匡弘1,2、青木美耶子1、細羽恵理子2、杉浦亙2、馬場尚志3、飯沼由嗣3
(1愛知県衛生研究所、2名古屋医療センター 臨床研究センター、3金沢医科大学 臨床感染症学)
〜〜〜〜〜休憩10:15~10:30 〜〜〜〜〜
10:30~11:30
検査
座長:長野
則之(信州大学)
耐性菌時代の感染対策を目的とした「感染対策の地域連携支援システム(Regional Infection Control Support System; RICSS)」構想
○藤本
修平1、渡邉珠代2、石黒 信久3、飯沼 由嗣4、村上啓雄2、柴山恵吾5、荒川宜親6、八木 哲也6
(1東海大学、2岐阜大学、3北海道大学、4金沢医科大学、5国立感染症研究所、6名古屋大学)
Modified
Hodge Testにおけるエルタペネムディスクの有用性の評価と検査精度向上の試み
○村
竜輝1、林 美智子1、法月 千尋2、川村久美子1、荒川宜親3
(1名古屋大学大学院医学系研究科 医療技術学専攻、2名古屋大学医学部保健学科 検査技術科学専攻、3名古屋大学大学院医学系研究科 分子病原細菌学)
座長:長沢
光章(東北大学病院)
マイクロデバイスと顕微鏡を用いた簡易迅速感受性測定法を用いたESBL検出法
○松本佳巳1、榊原昇一1、飯野亮太2、野地博行3、山口明人1、西野邦彦1
(1大阪大学産業科学研究所、2自然科学研究機構
岡崎統合バイオサイエンスセンター、3東京大学大学院・工学系)
MALDI-TOF
MSを用いたESBL産生大腸菌ST131・ST405クローン同定能の評価
○松村 康史1,2、山本 正樹1,2、長尾 美紀1,2、高倉 俊二1,2、田中 美智男1、一山 智1,2
(1京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部、2京滋薬剤耐性菌サーベイランス研究会)
11:30~11:35
閉会の挨拶