第44回薬剤耐性菌研究会 プログラム (10月15日版 )

第44回 薬剤耐性菌研究会は「平成27年度 群馬大学 文部科学省特別プロジェクト事業「多剤薬剤耐性菌制御のための薬剤耐性菌研究者育成と細菌学的専門教育」」より一部支援を受け、同プロジェクトの一事業として共催されることになりました。

本研究会はICD 協議会の教育講演会として認定されておりICD 認定更新点数2点が取得できます。参加受講証明書の必要な方は受付時にお申し出ください。

プログラムができましたので以下にアップいたします。 pdf版(抄録付き)はこちらです。
▶参加登録された皆様へお送りしたプログラム(10月14日)に若干の変更を加えました。
 ✓「グラム陽性菌」内の発表順を変更しました。
プログラムに関してのご質問がございましたら事務局まで御連絡ください。

発表予定の皆様は
「発表者の方々へのお願い」をお読みください。


発表者の方々へのお願い

1. 一般演題の口演時間は10分程度とし、質疑応答を含めて15分です。

2. 1演題あたりスライド12枚以内でお願いします。

3. 発表はマイクロソフトパワーポイントでお願いします。

4. 液晶プロジェクターの入力端子はDsub-15ピンのみです。必要な場合はアダプターをご持参下さい。

5. USBメモリ等で発表データをお持ちの方は、発表用PC(windows8.1 PowerPoint2013)を使用して頂くこともできます。Macintoshをご利用の方はご自身のPC本体をご持参下さい。

6. 発表に際し、COIやスポンサーシップ等につきましては、先生方ご自身で対応願います。


44回薬剤耐性菌研究会プログラム

平成271029日(木)

12:5517:45

12:5513:00

開会の挨拶                    長沢 光章(東北大学病院)

 

一般演題:発表10分、討論5

13:00~13:45

座長:鈴木 匡弘(愛知県衛生研究所

検査 (1) 

ソフトウェアを用いたDrug Susceptibility Testing Microfluidic device (DSTM)法による迅速感受性測定画像の解析

○松本佳巳、菊池和馬、Andrey Grushnikov、西野邦彦、八木康史

(大阪大学 産業科学研究所)

 

Drug Susceptibility Testing Microfluidic device (DSTM)を用いたESBLの迅速検査法の検討

○小川美保1、坂田竜二1、市村禎宏1、霜島正浩1 、松本佳巳2

1株式会社ビー・エム・エル 細菌検査部、2大阪大学 産業科学研究所)

 

簡易迅速感受性測定法「DSTM法」による血液培養陽性検体からの直接感受性試験の検討

○溝口美祐紀1、佐藤智明1、松本佳巳2、森屋恭爾

1東京大学医学部付属病院検査部、2大阪大学産業科学研究所)

 

13:4514:30

座長:鈴木 里和(国立感染症研究所)

グラム陽性菌

国内初VanD型バンコマイシン耐性Enterococcus faeciumの検出

久恒順三1,2、小原忠博1,4、大地哲郎5、明見能成1,4、谷本弘一6、富田治芳6,7、大毛宏喜1,3、 ○菅井基行1,2

1広島大学 院内感染症プロジェクト研究センター、2広島大学・院・医歯薬保健学研究院・細菌学、3広島大学病院感染症科、4広島赤十字・原爆病院 検査部、5広島赤十字・原爆病院 血液内科、6群馬大学・院・医・薬剤耐性菌実験施設、7群馬大学・院・医・細菌学)

 

ペニシリン低感受性B群連鎖球菌(PRGBS)及び多剤耐性PRGBSの分離率の検討

○関友望、木村幸司、Megan E. Reid、宮崎朗、坂野弘嗣、金万春、和知野純一、山田景子、荒川宜親 (名古屋大学 大学院医学系研究科 分子病原細菌学)

MRSAの病原性遺伝子および分子疫学的解析ついて

○木村由美子1、川元康嗣1、赤松紀彦1、松田淳一1、山領豪2、川上健司2、賀来敬仁1、小佐井康介1、森永芳智1、栁原克紀1

1長崎大学病院 検査部、2国立病院機構長崎川棚医療センター 呼吸器内科)

 

〜〜〜〜〜coffee break 14:3014:45 〜〜〜〜〜

14:4516:00

座長:鹿山 鎭男(広島大学)

インド下水処理施設の薬剤耐性大腸菌分布率に及ぼす汚水流入源の影響

○秋庭正人1、仙波裕信2、清水春菜3Valipparambil P. Prabhasankar4、谷保佐知5、山下信義5、李謙一1*、山本健久1、筒井俊之1Derrick I. Joshua4Keshava Balakrishna4Indira Bairy4、岩田剛敏1、楠本正博1Kurunthachalam Kannan6Keerthi S. Guruge1

(1農研機構動物衛生研究所、2農林水産省動物検疫所、3山梨県東部家畜保健衛生所、4Manipal University5産業総合研究所、6State University of New York at Albany *現所属 国立感染症研究所)

 

耐性機構

Campylobacter jejuni におけるマクロライド耐性機構の解析

◯大野宏枝1、和知野純一1、斉藤良一2、山田景子1、木村幸司1、荒川宜親1

1名古屋大学 大学院医学系研究科 分子病原細菌学、2東京医科歯科大学大学院・生体防御検査学)

 

緑膿菌の新たなカルバペネム耐性因子の取得と解析

間世田英明、北島圭、黒山亜美、上手麻希、市瀬裕樹

(徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部)

 

嫌気環境下での大腸菌群に対するホスホマイシン抗菌活性増大メカニズム

倉林久美子1、谷本弘一3、笛木しのぶ、富田治芳2,3、○平川秀忠1

1群馬大学 先端科学研究指導者育成ユニット、2群馬大学大学院 医学系研究科細菌学、3同研究科 附属薬剤耐性菌実験施設)

 

ストレス応答

D-アラニン飢餓ストレスに対する細菌の応答

梅宮真知、佐藤一樹、安藤太助、磯貝恵美子、○米山 裕

(東北大学大学院農学研究科)

 

〜〜〜〜〜coffee break 16:0016:15 〜〜〜〜〜

 

16:1517:45

座長:荒川宜親(名古屋大学)

教育講演                 

薬剤耐性菌に関する基礎研究と臨床との繋がり

矢野 寿一

(奈良県立医科大学 微生物感染症学講座

特別講演

薬剤耐性菌へいかに対応していくべきか

― 感染症トータルマネジメントの重要性とそのポイント ―

賀来 満夫

(東北大学大学院医学系研究科感染制御・検査診断学


2日目                      平成271030日(金)

9:0012:05

一般演題:発表10分、討論5

9:009:45

座長:長野 則之(信州大学)

カルバペネム耐性

広島県内の環境調査より分離されたIMP-34保有Delftia acidovoransの解析

○鹿山鎭男1,2、森三郎1,3、久恒順三1,2、繁本憲文1,4、大毛宏喜1,4、菅井基行1,2

1広島大学 院内感染症プロジェクト研究センター、2広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 細菌学、3尾道市民病院 中央検査室、4広島大学病院 感染症科)

 

TMB型メタロ-β-ラクタマーゼ遺伝子の進化と拡散

○鈴木仁人、松井真理、平山隆一郎、瀬川孝耶、筒井敦子、鈴木里和、柴山恵吾
(国立感染症研究所 細菌第二部)

 

厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業検査部門におけるカルバペネム腸内細菌科細菌の集計とアシネトバクター属・緑膿菌のコリスチン感受性結果について

◯筒井敦子、鈴木里和、松井真理、鈴木仁人、瀬川孝耶、柴山恵吾

(国立感染症研究所 細菌第二部)

 

9:4511:00

座長:佐藤 智明(東京大学医学部附属病院)

検査(2)

Acinetobacter baumannii 国際流行株の株レベルの識別法の開発

○鈴木匡弘1,2、青木美耶子1、細羽恵理子3、荒川宜親2

1愛知県衛生研究所 細菌研究、2名古屋大学 大学院医学系研究科 分子病原細菌学、3名古屋医療センター 臨床研究センター)

 

国内で分離されたblaIMP保有菌株に対するCarba NP testSMAテストの比較検討

瀬川孝耶、鈴木里和、松井真理、鈴木仁人、筒井敦子、柴山恵吾

(国立感染症研究所 細菌第二部)

〜〜〜〜〜coffee break 10:1510:30 〜〜〜〜〜

16S rRNA mrthylase (ArmA) 産生グラム陰性菌を検出する免疫クロマトグラフィーキットの開発

○大城聡1、多田達哉2、亀岡洋祐3、鈴木和男3、大曲貴夫4、秋山徹1、切替照雄2

1国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 感染症制御研究部 病原微生物研究室、2国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 感染症制御研究部、3株式会社A-CLIP研究所、4国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)

 

Aspergillus属菌に対する抗真菌薬のMIC分布および市販酵母様真菌薬剤感受性パネルの検討

○八鍬佑貴1、品川雅明1、佐藤勇樹1、小野真弓1、佐伯理知1、韮澤慎也1、淺沼康一1、高橋聡1,2

1札幌医科大学附属病院 検査部、2札幌医科大学 医学部 感染制御 臨床検査医学講座)

 

11:0012:00

座長:木村 幸司(名古屋大学)

ESBL

ESBL及びAmpC β-lactamase産生菌に対するLatamoxefの抗菌活性について

○山口高広1、金沢幸2、原貴史2、堀山つかさ2、佐藤剛章2、吉田立2、巻秀樹2            

1塩野義製薬株式会社 メディカルアフェアーズ部、2塩野義製薬株式会社 コア疾患創薬研究所)

 

当院における市中発症ESBL産生腸内細菌科細菌感染症の解析

○薄田大輔1,2、河村佳江1,3、金谷和美1,2,3、多賀允俊2,4、野田洋子2、飯沼由嗣1,2,3            

 (1金沢医科大学 臨床感染症学、2金沢医科大学病院 感染制御室、3同検査部、4同薬剤部)

 

オキシイミノセファロスポリン系薬耐性Salmonella spp.の分子学的解析

○斎藤さとみ1、郡美夫2、外山雅美3、堀内綾華1、長野由紀子4、長野則之1

1信州大学 大学院医学系研究科、2江東微生物東北中央研究所、3船橋市立医療センター 検査科、4名古屋大学 大学院医学系研究科)

 

ESBL / AmpC産生腸内細菌科菌の鶏肉からの分離

千葉菜穂子1、○谷本弘一2、野村隆浩1、富田治芳1,2

1群馬大学大学院医学系研究科細菌学、2同研究科附属薬剤耐性菌実験施設)

                                                                                                    12:0012:05

閉会の挨拶